−−今、何をしていますか−− 遠い昔に書いた、未来の自分に宛てた手紙。バイト帰りの疲れた頭に、どうしてもその言葉が浮かぶ。自分の歳も思い出せなくなってきているような俺は、周りを僻むことで気を紛らわせながら夜の帰り道を歩いていた。そんな自分に
うんざりしながら青信号になった横断歩道を渡っていると、突然耳をつん裂く音と共に体に凄まじい衝撃を受ける。『あぁ俺、ひかれたのか』そう理解すると同時に意識が遠のいていった……
〈おことわり〉この物語りはフィクションであり、この後に起こりそうな転生、転移の展開は一切ございませんので御了承くださいませ。
※30歳前の男性が長いようで短い自分の歴史を振り返るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 19:00:00
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