私は魔王を倒すことができる。
だがその魔法には発動条件があった。
私は詠唱している間、身動きがとれず、他の魔法が使えない。そのため、詠唱中はみなが壁となり、私を魔王の攻撃から守ってくれる。
私の魔法は大勢の人を死なせてしまう。それでも
、必ず魔王を倒さなければならない。
私にしかできないことだから。
(全27話予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:35:04
75861文字
会話率:36%
「沙耶香は、この世に未練があるの?」
「未練というか……。やらなくちゃいけないことがあるの。私にしかできないこと」
自分以外見ることのできない幽霊に、どうやら俺は取り憑かれたらしい。
このままではきっと何者にもなれない俺は、この夏、己が
やりたいことをようやく見つけるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 13:35:14
18992文字
会話率:47%
断崖絶壁で待つ私の前に、今夜も一人の女性が姿を現した。
最終更新:2022-07-14 15:21:42
2118文字
会話率:50%
「あなた。ちょっと、そこのあなた」
室内に響いた先生の声に顔を上げると、僕を見ている先生の視線と僕の視線がぶつかった。
先生の視線を受けつつ、僕は自分の鼻先をさし、自身が呼ばれているのかをジェスチャーで確認する。僕のそのしぐさに、先
生は大きく頷くと手招きをしてみせた。
「そう。あなた、あなたです。私に付いていらっしゃい」
先生に連れられてやってきた部屋。自分の名前と同じ呼び名で呼ばれているその部屋で、僕は箱庭の世話をすることになった。
*「エブリスタ」にて先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 15:00:00
8000文字
会話率:53%
十年前、マフィアの抗争に巻き込まれた私を救ってくれた存在、闇組織マスティマ。
銃は苦手だし、争いごとも好きじゃない。もっとも重要な条件である男でもない。
けれど、私にしかできないこともあるはず。
恩に報いようとコックを志したのはいいけど……
。
恩人であるはずのボスはとんでもな人だったり?
周りの人も皆個性豊か過ぎだったり?
主人公ミシェルが、騒動に巻き込まれつつも、男のコックとして切り抜けてゆくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 18:48:37
251165文字
会話率:25%