時は現代。人間社会と時を同じくして、神社会も情報化が進み、昔ながらの風習からの移行期を迎えていた。
主人公、揺戯(ゆらぎ)は受験生を控えた新年を迎え、毎年恒例の初詣を行うため、神社へと向かう。
神前にて所信表明を行ったのち、お祓いをす
るために社の中に入る。揺戯がそこで目にしたのは、神主が二人居るという”異様な光景”だったー。
出会ってしまった人外の者。そして、任された器。新年早々、一年を変える出来事が始まるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 01:00:00
62620文字
会話率:60%