私はトワ。
見た目は幼女だが、十五歳の乙女だ。
実は皇家の影の一員で、主に戦闘と護衛を任務としている。
その理由は私が規格外の超身体能力を有しているからだ。
これは規格外の超身体能力を有した為に成長が止まり、怪物幼女という二つ名で呼ばれる少
女の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:24:23
38423文字
会話率:58%
「ハイチ殿下がルネビア嬢との婚約を破棄をしようとしています」
私はシャド伯爵家三男クロカゲ。
実は皇家の影である。
ハイチ殿下が男爵家令嬢と深い仲だという噂が流れたので、調査と監視をしていたら、どうやら婚約破棄を目論んでいるみたいだった。
その事を皇帝に報告した。
「お前でも冗談を言うのだな」
「冗談ではありません」
「・・・・いくらハイチでもそんな愚行は犯さないだろう」
皇帝が報告を信じなかったので、多少ムカついた。
「それならハイチ殿下が婚約破棄をするか、しないか賭けをしませんか」
意趣返しとして賭けを持ち掛けた。
「賭けだと。面白い」
「賭けの報酬は私とルネビア嬢の婚約で良いです」
「ルネビアとの婚約だと。それは駄目だ」
「陛下の報酬は精力剤と増毛剤一年分です」
「・・・・良かろう」
「それでは賭けは成立ですね」
皇帝はあっさりと了承してしまい、賭けは成立した。
これは伯爵家子息が公爵家令嬢をゲットする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 16:05:06
3001文字
会話率:64%
「シャルル嬢、皇家の影である貴女に提案があります」
唐突に聖女ルイラが私の屋敷を訪れて、提案があると告げられた。
しかも私が皇家の影である事も知られていた。
一瞬ルイラを始末しようかと考えたのだが、流石にリスクが高過ぎるので、思い止まった。
「貴女のスキルの事は把握しています。私とコンビを組んで、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それはとんでもない内容の提案だった。
詳しく話を聞くと、私は提案に乗る気になった。
私は複数の特殊なスキルを有している。
自分の存在を認識させないスキル。
結界が張られている場所でも空間転移出来るスキル。
記憶を再生させて、映像化するスキル。
ルイラ様はエメル聖国の大聖女様の御息女で、たとえ皇族でも断罪出来る権限がある。
私のスキルとルイラ様の権限を駆使して、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪する事だった。
婚約破棄の連鎖を断ち切りたい私には正に渡りに船だった。
これはシャルルとルイラがコンビを組んで、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪する物語です。
以前に投稿した【私の祖国では婚約破棄が流行っている】の内容を連載版に加筆訂正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 22:01:35
3583文字
会話率:43%