少年は、感情が壊れていました。友達の四肢がばらばらに切断されていたのを見た時だって、何も感じず、死体を見たという気持ち悪さだけ感じました。そんな彼を慕う、一人の幼馴染な少女。彼女は感情表現が露骨で、彼女は自分の感情を素直に彼に言います。しか
し彼は、何も思えません。良心の呵責。そして彼は壊れていきます。そんな中、町では連続通り魔が勃発し、犯人とうっかりコンタクトしてしまい、殺人宣告をされます。彼の胸には、何かが渦巻いているようです、それは―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-17 16:17:45
31290文字
会話率:35%
『カミサマ』―それは未来を予知し人々を統制する大規模な人工知能集積体。『巫女』―それはカミサマの声を聞き人々へ伝える唯一無二の女性。カミサマと巫女は人々をコントロールし、諍いがなく平穏な『理想郷』へ人々を導こうとしていた。人々はそれにおとな
しく従うだけのアヤツリ人形と化し、『神様の思し召し』は絶対とされた。例えそれが、いかなる犠牲を伴うものであろうとも―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-07 15:42:30
3049文字
会話率:36%
俺は如月蒼夜。普通の、普通すぎる高校生だ。その普通さが今日の、退屈すぎる日常という、キツイ結果を招いているのだが、俺が何億年先になるか想像をめぐらせていたキセキの邂逅は、意外と近くにあったのだ。灯台下暗しってやつさ。俺が前々から望んでいた、
非日常との邂逅は、この時から―いや、もう少し前から既に始まっていたのだ―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-21 06:35:46
57635文字
会話率:45%