失恋にストーカー。
心身ともにボロボロになった姉崎菜緒は、とうとう道端で倒れるように寝てしまって……。
悪夢にうなされる菜緒を夢の中で救ってくれたのは、なんとお隣のイクメン、藤村辰巳だった。
辰巳と、彼が世話する子供たちとなんだかんだと交流
を深めていくけれど、子供たちはどこか不可思議だ。
それもそのはず、人の姿をとっているけれど辰巳も子供たちも人じゃない。
社を持たない龍神様と、これから神使となるため勉強中の動物たちだったのだ!
和風の食事で添加物、化学調味料など現代の食事を否定する辰巳は、神使候補の子供たちや七福神たちの要望に応えることがない。
神様たちは自分たちが食べたことのない食事をしたいばかりに、辰巳が受け入れそうな人の女性・菜緒を引き入れようとして・・・
神様・ご飯・ちょっぴり事件に恋愛と心霊、出会いと別れ――
食いしん坊の菜緒と頑固な社無しの龍神様のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 23:30:00
4195文字
会話率:36%