左肩にある番紋に焼印を押されて、それを消されたとき、ユーリアは思い出した。自分がかつて日本に住むアラサーの喪女であったことを。
でもこれって、いいんじゃない? とユーリアは前向きに考えた。
最終更新:2024-01-30 21:00:00
9756文字
会話率:43%
番紋のある世界。同じ番紋を持つ者を見つけたら、幸せになれると信じられている。
そんな世界で、番ではない人とつき合って恋の終わりをむかえた。相手の幸せを願えなかった人たち。
番に出会えたからといって、何もかもがが上手くいのはおとぎ話
の中だけ。
※ 登場人物の性格には難があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 06:00:00
25678文字
会話率:29%