30過ぎたおっさんの俺は、久しぶりに妻と子供と4人でデパートで買い物をしている途中、事故に巻き込まれ、瓦礫に押し潰されて死んでしまう。
しかし、そんな俺を待っていたのは、何も無いし、誰も居ない白い世界であった。
家族もこの世界に来
てるかもしれないと思い、歩き続けること4時間、何とか見つける事が出来たのは、小さな女の子ひとり。
その女の子はどうやら、女神様という存在だと気付いた俺は、家族を蘇らせてくれないかと交渉を持ちかける。
だが、当然のように断られる。
どうにかしようと考えている俺に、女神様は……
こんな約束を持ちかける。
ーー家族を蘇らせる代わりに
1000回、魔王になってくれないかーー
悩むまでもないとそう思った俺は、その約束を了承する。
この物語は、999回魔王をやったベテラン魔王が1000回目の魔王をやるお話です。
※なろうでは、基本的に毎週"土、日曜日"に投稿しています。たまに"金曜日"にも投稿します。
※カクヨムにも"毎週日曜日"に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:45:21
211338文字
会話率:32%
簡単なあらすじ:五年前に日本にダンジョン出来て魔物がわーっと出てきたんで、ボスを倒すためにヒロインと攻略するぞ!っていうよくある話です。セルフレイティングは念のためなので、期待するほどのものは無いかもしれません。
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「復讐した
いの。世界をこんな風にした元凶に」
五年前、東京は地下深くへと沈んだ。
海は泥に満ち、空は夜に包まれ、穴から現れたのは巨大な赤子の腕だった。
異形の怪物が地上を跋扈し、世界は崩壊した。
絶望に堕ちた世界で、異形を狩る異形、『白髪鬼』。
異形の赤子を神と崇める新興宗教『太陽の子』に捕らえられた白髪鬼は、神への供物を穴の底に届けるよう依頼される。
だが供物である少女・深月は、世界を滅ぼした元凶たる神への復讐をもちかけ……。
歪んだ世界の終焉を、鬼と贄が駆け抜ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 21:00:00
311973文字
会話率:44%