私は白い肌の女と出会った。
そして、彼女に操られるように、廃ホテルに向かう。
最終更新:2022-08-15 16:00:00
1688文字
会話率:8%
私は三か月前に婚約者の浮気で婚約破棄された。
心機一転で転職して他県に出て来たのに、友人からのメールで気分はドツボだ。
私が選んだレストランで、私が選んだフルコース。
招待客も同じで花嫁だけ変えて式を挙げるってどういうこと?
落ち込ん
だ私は、ペットショップのポップを目にする事となる。
生餌に最適!
全部奪われた私みたいに、未来も何もない生き物が売られていたのだ。
私は店に飛び込んで、その生き物を助けようと叫んでいた。
「買います!」
ただし、店の中には売り物にしてほしいくらいの美青年が私に笑いかけた。
「いらっしゃいませ、なずな様。」
どうして私の名前を知っているの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 23:22:05
31677文字
会話率:29%
私立高校で生物の教師を務める麻野夕実は、小動物を虐げること、他者を支配することに悦びを見出す嗜虐趣味を持っている。彼女がその性質に目覚めたのは、小学校時代のことだった。クラスで飼育していたハツカネズミの世話を怠った罰として、担任の教師に増
えすぎたネズミを溺死させるように命じられたのだ。
現在の彼女は、「優しい夕実先生」を演じつつ、部活動では飼育している蛇に生きたネズミを食わせて密かに嗜好を満たしていた。残酷だと非難する保護者にも整然として反論する彼女は、全てをコントロールしていると信じている。
しかし、麻野夕実が演じる理想の教師像に、次第にヒビが入っていく。彼女のせいでクビになったかつての担任、平野の影が彼女の周辺に見え隠れし始める。さらに、異様に馴れ馴れしい女子生徒・春山美波が生物部に出入りするようになり、彼女の「居城」を脅す。
そして、立て続けに事件が起きる。次第に追い詰められる麻野夕実、彼女を狙う者の正体は……!?
【注意】動物虐待の描写があります。
カクヨム、魔法のiらんどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 08:07:09
143875文字
会話率:39%