私の好きな書籍や音楽に関する独断なエッセイです。一読してわかりやすいのが好みです。敬省略しているのでご了承ください。
最終更新:2025-01-01 07:26:04
156202文字
会話率:7%
本作品は古典文学作品『虫愛ずる姫君』の翻案小説です。
毎度、馬鹿馬鹿しい噺を一席。
昔々のそのまた昔、今からおよそ千年昔の平安時代。
花の都のとある、お邸で大納言様の姫君が、御両親様たちから大切にされながら暮らしておられました。
この姫君
、美しく聡明で心優しい、端から聞くと正に完璧な貴族のお姫様なのですが、何の因果かとにかく虫が大好きなのでございます。
その上、化粧もしないし、召し使っている幼い男の子達と一緒になって貴族男性の目も気にせずに庭で遊びまわっております。
とにかくやることなすこと、もうメチャクチャ。到底、上級貴族の姫君とは思えないことばかりいたします。
これは、そんな奇妙な姫君にまつわるお話でございます。
それに加えてまずは、言うまでもないことでございますが、ご覧の通り本作品はあくまでも小説──すなわち、全くの作り話にすぎません。つまり、これから語られる話はあくまでも虚構の中のお話しでございまして、例えその内容がどのように尤もらしく聞こえようとも、それらは全て私が口から出任せ出放題の嘘八百を、無責任に並べ立てただけのシロモノに過ぎず、したがって現実世界におけるいかなる人物、団体、あるいは言説等々との関係は一切ございません。ですから皆様方におかれましても、本稿において語られる言葉の一部始終を決してお信じになられぬよう、切にお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 23:14:54
96806文字
会話率:22%
天宮式部日記をすこし崩しながら現代語訳していきます。
天野宮隆久の娘である中流階級出身の天宮式部(女房名)は、
藤原兼家の息子の一人である藤原道影の長女、雪子(ゆきし)の女房になることになります。
雪子と天宮式部は、従姉妹とその女房である
定子と清少納言、彰子と紫式部。
彼女たちと、権力争いを白熱させながらも、親しく交流していきます。
恋、死、世間体、未来、過去そして現在。
数多の悩みが天宮式部と雪子を襲いますが、
天宮式部は雪子を支え、雪子に支えられ、生きていきます。
これは天宮式部の激動の半生を綴った物語です。
作者は天宮式部。訳者は私、明波愛歌ということでお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-17 11:04:29
2690文字
会話率:25%