西暦2022年7月某日。
ジリリリリ! 終電間際まで仕事をこなし倒れる様に寝た俺、中條 斗真(なかじょう とうま)の安眠は騒音で終わった。「うるせぇ!」安眠を妨害されたと悪態も吐きたくなる。時刻は午前4時。煩い程鳴り響く非常ベルに気づいた俺
は、自室の窓から外を見る。「もしかして大きな地震でもあったのか⁉︎」俺の視界に移るのは赤く染まった空だった。一体何が起こったのだろう? それから徐々に分かって行く世界の変貌。まるで某ドラマの様な過酷な現実を、ちょっぴり怖がりな男がどう過ごしていくのか?
少しばかり残酷な描写あり。苦手な方はご遠慮ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 15:01:24
548134文字
会話率:20%