レスティア王国第三王女アリッサは人生最大の窮地に立たされていた。悪しき魔導士――魔法犯罪者に身柄を拘束され、何処とも知れぬ場所に拉致されようとしていたからだ。そんなアリッサの窮地に、予想外の救援者が現れる。世界最大の魔法犯罪者にして、人の法
では裁く事の叶わぬ大いなる罪を背負う者、『暴食』の異名を持つ大罪魔導士レクスである。あらゆる魔力と魔法を喰らい、己の力に変えるレクスは喰らった魔力の『味』を感じる特殊感覚を持っていた。窮地を脱したものの、つまみ食いとばかりに軽いノリを見せるレクスに魔力の味見をされるアリッサ。そのまま、軽口で味の感想を述べるかと思いきや、レクスが見せたのはアリッサにとって予想外の反応で…………。【旧連載の設定を一部流用、再構築してラノベを意識したバトル寄り、素早い展開、サブヒロインの増強等の処理を施したバトル・ファンタジーです。旧連載を読む必要なく単体で楽しめます】※申し訳ありませんが、しばらく更新休止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 13:12:58
88367文字
会話率:32%
渋谷署刑事課の婦人刑事、胡桃田 茜【クルミダ アカネ】はある日、万引きをしようとしている少年を任意聴取した。その少年はとても魅力的な容姿を持つミステリアスな美少年だった。少年の名は真堂 九籠【マドウ クロウ】茜は九籠の容姿もさることながら、
まるで茜の考えていることを先回りして喋る不思議な物言いをする九籠に興味を持った。やがて2人は親しくなっていくのだが……『シンクロニティー』という特殊な感覚を持つ少年、真堂九籠。他人からは理解されにくいその感覚は、彼に何をもたらすのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-30 18:01:21
99497文字
会話率:41%