「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」
三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。
でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――
この公爵家に嫁いできてから
、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。
公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?
※設定は緩めですm(__)m
※第一章は毎日更新予定です。
※短編で公開したお話の長編版となっています。3話以降から、短編に掲載していない内容になります(一部設定を変更している点もありますm(__)m)
※短編も公開中ですが、ネタバレを大きく含みますので、そちらを読む際にはご了承下さい。感想欄についても、ネタバレ防止の為、二章が終わるまでは閉じさせて頂きますm(__)m
※第一章がヒロインパート(コメディ要素が多めです)第二章がヒーロー回想(雰囲気が変わってシリアスとなります)二章までが短編で公開した内容の拡張版となります。
特にヒーロー回想シーンは辛い描写も含まれますが、救いもあります。
第三章から短編後のお話になります。二人が本当の意味で結ばれるハッピーエンドまで見守って頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 18:00:00
509384文字
会話率:26%
病弱な男爵令嬢ミランダは幼い頃、冒険者にもらったテントを大切にしている。
いつかこのテントを持って冒険にでるのよ……!
そんな淡い夢を抱きながら、田舎である領地にて穏やかな生活をしていた。
ところが双子の姉ロンダに伯爵家の息子アルファ
との婚約話がきて、のっぴきならない事情によりミランダは身代わりとして、アルファの前に出てくることになってしまった。
少しじれったい二人のほのぼのストーリーです。
……と思ってましたが、甘い甘いとのコメントをうけて、婚約編からは砂糖過多の甘々、イチャイチャ話です。
(特にヒーロー視点は激甘です)
※この話は短編「どうせ身代わりで嫁いだ身ですので、離婚してくださいませ、旦那様」の話をふくらませたものです。
※短編とは設定と話の流れを変えております。
※エブリスタでも公開しています。
※改稿作業中。(出会編改稿済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-08 07:59:53
164655文字
会話率:46%
その龍はいつも泣いている気がする。多分私を想って泣いてくれているんだろう。忌み子である私を。
そんな私の隣にはいつものようにこいつがいる。いつのまにか日常になっていた。出会った当初に「好きですつきあってください!」と言ったこいつはかなりのア
ホである。
何せ、その言葉を廊下のど真ん中にいた私に真っ赤なアフロを着けてスライディング土下座をしながら言ったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-03 04:08:07
8865文字
会話率:68%