ロメロの『ゾンビ(DAWN OF THE DEAD)』の映画評めいた述懐から始まる短編小説。ゾンビ物だけれど泣ける小説を目指して。
最終更新:2024-04-06 19:33:21
4263文字
会話率:4%
読書嫌いだった自分が、年相応の今、昔の想いと引きずっていた何かを1つの新聞と言うものでこれを書かせてくれた時の事。
最終更新:2018-07-26 12:52:49
1316文字
会話率:4%
ある日、突然、父親が亡くなった。
亡くなる前、父親は自分によく似た人間を見かけると漏らしていた。
遺品を整理していた息子の「俺」は親父の走り書きを見つけ、そこには「ドッペルゲンガーは囁く」と書かれていた。
記憶と弔問客の話とで一致しない父親
像を「俺」は総括することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 13:58:37
5984文字
会話率:46%
子どもは親を選べませんが、それと同時に親も子どもを選べないんだなーって事を最近は思っています。
ある少年と、その家族の話です。
最終更新:2015-05-12 19:43:13
1871文字
会話率:4%
重複投稿。
雄二には母親が二人いた。というか、実際には母親と母代りの伯母である。伯母は「にのえ」という名だった。伯母夫婦は厳しく雄二をしつけたが、その代わりお金で買えるものは何でも買ってあげたがった。
実の母親は彼を産んだとき、まだ十八だ
ったそうで、父親はいたけれど家に寄りつかなかった。そして一人で彼を五歳まで育てたけれど、そこまでが限界だった。彼女はその年に夫と別れた。
彼が母親と別れたのは、ビートルズが来日した年である。ベトナム戦争さなかでもあったが、日本は昭和元禄と呼ばれるかつてない好景気、よって世相はそんな活気に沸き返っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 22:42:45
4853文字
会話率:75%