ここは魔術で栄えるとある国。
魔道具工房に、とある女職人がいた。
「ふふふ……とうとう出来たわ! 私って天才なのかしら?」
お年頃の女は、幼馴染みの男の本心を知りたかった。
いい加減、一歩どころか三段くらい跳んで一生ものの深い
関係に進みたかったが、怖くて聞けなかった。
というわけで、男の本心が聞ける魔道具を開発しようと思い立ち、見事成功したのである。
そこにノックが……。
魔道具職人の女が、幼馴染みの男の本心を聞くために魔道具を作ったお話です。
『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』の二つ目の応募作品です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 19:49:03
1000文字
会話率:37%
これは、人々から『笑顔の災厄』と呼ばれた少年の物語。
ある日、平和な日常を過ごしていた少年少女が異世界に召喚されてしまう。とある王国の王様は「お前達にこの世界を滅ぼそうとしている魔王を討伐してほしい」と少年達に告げる。身勝手な言い分に憤慨
する少年達を無理矢理従わせ、偉そうにふんぞり返る王様にヤツはこう言った。
「魔王討伐とか知るかボケ!」
この物語は、異世界に召喚されてすぐ、謎の幼女に求婚するというメチャクチャな行動が目立つ頭の可笑しい少年が異世界を混乱に陥れ、この世界に不名誉な歴史を刻み込み『人類の最底辺』という称号を手に入れるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 07:00:00
373704文字
会話率:58%