この物語の主人公、速水 星矢は隠れナルシストである。
交通事故でその命を落とした星矢は、神様的な存在の力によって力を授かり異世界に転生した。
転生時に得た能力を使って、周りからチヤホヤされたいと願う反面、その力をひけらかすことで周りから
疎まれるのを避けたいとも考えていた。
その結果星矢は「無自覚系最強主人公」のような身の振り方をしてしまう。
だがしかし、彼は気付いていなかった。
星矢の得た力は強大ではあるが、最強と言えるほど絶対的なものではないということを。
「無自覚系最強主人公」生活を謳歌する星矢がその事実に気付いた時、彼は何を思うのか…
そんな勘違いをした主人公とそんな彼を生暖かい目線で見守る仲間たちが織り成す異世界ファンタジー。
ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 23:00:00
84281文字
会話率:37%
※角川スニーカー文庫様より、書籍版6月1日発売予定!
200年前の人魔大戦終結に貢献した三大賢者が一人、アーテル。
彼は世界に平和が訪れたのちも、齢300歳を超えるまで人里離れた山奥でただひたすら孤独に魔道の道を突き進んでいたが、そん
な彼の下へ郵便が届く。
それは何かの間違いで郵送されてきた“ラクスティア魔法大学”のパンフレット。
「魔道を究めるためには、素晴らしい同志とともに学ぶことが必要なのではないか?」
そう思い至ったアーテルは若返りの大魔術を敢行、ラクスティア魔法大学への入学を決意する!
しかしいざ入学してみれば、周りには意識の低い学生や、間違った講義をする教授ばかり。
想像していた大学とのギャップに悩まされつつも、意識高い系大賢者アーテルは素晴らしい同志を探すため、緩すぎるキャンパスライフをどうにかこうにか生き抜いていく!
「キミ、騎竜サークルに興味はあるかい!?」「大昔に遊びでワイバーンに乗ったことはあるが……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-11 18:43:56
290045文字
会話率:34%