祝(ことほぎ)と呪(しゅ)、間に無(む)で分かつ世界。祝は無を祝い、呪は無を呪う。二つは、各々の性質を万物に宿す魔装を持って相反するように対峙する。凡そ幾百年にも渡る抗争の歴史を重ねた現代においても、両者は一様に古い因習に縛られ続けている。
しかし、今まさに事態は祝側が優勢であり、呪側は衰退の一途を辿っていた。高校生甲崎修一は、呪の一族として生まれるが、能力の発現を迎えるまで真相を知らされずにありふれた日常を送っていた。ある出来事によって、事の次第を理解するまでは……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-07-17 19:05:45
355文字
会話率:0%
神はいるのか。
命とはなにか。
明滅する星空は美しく、涙は冷たい。
最終更新:2012-09-01 22:35:43
2828文字
会話率:35%