舞台は、遙か過去の火星に。リリカもダレルも、まだ火星の大学生だった。しかし女王ヘレナは、宇宙怪物ブリューリに憑依され、自身もほぼブリューリ化してしまっていた。このままでは、火星人は共食いの中で、やがて破滅するのは明らかだったが、女王とブリュ
ーリに支配されている火星人たちは、そこに思いが至らない。リリカとダレルは、次第に不満を抱き始めていた。一方金星では、両性具有のビューナスが、権力を握っていた。新しい核融合爆弾を作り、ヘレナに対して権力の座から降りるようにと、迫るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 13:44:04
586873文字
会話率:56%
急激に鬼化して、立ち入り禁止の洞窟に逃げ込んだ『彼』を探すために、『彼女』とマムル医師達は洞窟の中の探検に入った。
そこでは、壁から現れた鬼の骸骨に襲われたうえに.第一王女の複製という謎の美少女に捕れ、おかしな試験をされる。『彼女』とマム
ル医師とママムヤムは、『火星の女王』と『火星のリリカ』『ダレル将軍』によって地球はすでに制服されたと告げられ、この先の進路の選択を要求された。一方、幸子さんは、ようやく『不思議が池』に帰って、仕事を再開した。そこに現れたのは『彼女』の婚約者だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 18:54:54
15185文字
会話率:48%
やっと現実の世界に帰ることができた彼女と彼だったが、そこは出発地点の『不思議が池』ではなくて、タルレジャ王国の首都『タルレジャ』だった。第一王女様の指示で、二人は超高層、超高級ホテルの部屋に幽閉される事になってしまった。一方、警察副署長は、
辞職してタルレジャ王国の反対派の大物議員と面会した。その直後、『火星のリリカ様』による、即時降伏勧告が、地球人に対して出された。不思議が池の幸子さんは、アヤ姫様に、副署長に対する恋を打ち明けた。アヤ姫様は、二人をアヤ湖の禁断の島にあるタルレジャ教会内で、密会させる段取りを取った。幸子さんは、ついに副署長の腕の中に……。彼女と彼は、ホテルの従業員アリムに救出されたものの、五千年後のタイタンに連れ出されある選択を迫られる『私の永遠の故郷をさがして』の裏側世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:23:46
41049文字
会話率:60%