聖女として異世界に召喚されましたが、予言によると100年は魔人が来ないので、中継ぎらしいです。
聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれるのが守護騎士様。でも、なぜか予言は大幅に
ずれて、私たちの目の前には、魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が、魔神から受けた呪いを解いた私は、なんと聖女ですらなくなってしまう。
「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」
守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう、王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、私を見つけ出した、寡黙で一線の距離を置いていたはずの守護騎士様の様子は、どこか以前と違って……。
元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 17:28:45
69006文字
会話率:36%