ネコほど恩返しに不向きな動物はいない。
一人暮らしのOL真弓に命を救われた『捨て子猫シロ』が
猫の神様の気まぐれで人間(美少年)に姿を変えてもらう。
恩を返す条件で人間でいられる期限は1カ月。
なんとか恩を返そうとするが、人の姿はしていても
中身は猫なので
失敗ばかり。恩を返すどころか逆に恩を溜める始末。
ドタバタでハチャメチャで悲しい子猫の恩返しの物語。
※アニメ用のシナリオです。みなさんのお好きな画風をイメージしながらお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 07:48:28
35230文字
会話率:30%
ネコほど恩返しに向かない動物はいない。
ケーブルテレビの契約社員石川真弓(25)に命を救われた捨て猫シロ(4カ月)は、猫の神様の気まぐれで、真弓に恩を返すことを条件に人間の男の子(6)へと姿を変えてもらう。人間の姿でいられる期間は一カ月。し
かも、次の満月までに恩を返すことができれば一生人間の姿でいられるという好条件付。
人間になったシロに困惑しつつも、現実を受け入れ、シロとの同居生活をスタートする真弓。
シロは、恩を返すことを条件に人間の姿に変えてもらったものの、猫の習性が抜けないため失敗続きで迷惑を掛けてばかり。恩を返すどころか逆に恩を貯めてしまう始末。
そんなシロも、次第に人間の生活にも慣れ、徐々に恩を返していく。
恩を返し、人間となった生活が現実味を増してきた矢先に事件が起きる。
なにかとシロの面倒を見てくれていた野良のボス猫『ドン』が保健所に捕まり殺処分されてしまう。
大好きなドンの死と、保健所で殺処分される犬猫の現状を知ってしまったシロは、極度の人間不信に陥り、家を出てしまう。真弓は、元気が無く、思いつめた様子のシロが心配で懸命に行方を捜すが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 00:00:00
34617文字
会話率:30%
短編「シロと呼ばれた白い子犬」の連載版になります。
最後の最後にサブタイトルの意味が分かります。
※実在する団体や事柄・役所手続きとは若干異なります。
最終更新:2019-03-15 22:42:48
37347文字
会話率:48%