絶望の中で悲惨な死を遂げた黒沼優美は、異次元空間にて女神と出会う。そこで言い出されるは、異世界への転生宣告。
おいおいおい。ちょっと待とうか。転生、だと?冗談じゃない!
――まさかの拒否。
「何もしたくないでござる。消えてしまいたいでござ
る」
「だめよ。もう決定したことなの。わたくしの独断で」
てな訳で、強制的に転生。前世が不幸だった分、容姿・能力・家柄・家族・運、全てに女神の祝福を受けた状態で……。
結果、転生先は公爵家の令嬢エレオノーラ・カーティス。おまけに先祖返りの吸血鬼……あれ?
恵まれた家庭に生まれても、残念、精神が既に壊れてます。
前世の影響から、女尊男卑を貫き男装する彼女。イケメン時々発狂。後にデレ……があるといいね。
そんな狂気と絶望に染まった彼女は、今日も元気に魔物の肉に齧り付き、血を啜ってます。
からの、魔物のスキルゲッツ。うまうま。色んな意味で。
野生……、いや、魔物化しつつある彼女が、公爵令嬢という立場にありながらも、どういう存在へとなっていくのか、これはそんなお話です。
※ちょいちょい鬱展開入ります。苦手な方ご注意を。
※「マグネット!」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:58:26
1123241文字
会話率:32%
琢磨守は17歳の高校生だったが学校でのいじめ、家庭内でのDVで行き場のない憂鬱な日常を過ごしていた。
他者から手を差し伸べられることなく、考えることは自殺すという選択だった。
義父の策謀で自殺してしまった守は、管理者を名乗る老人から世界
に転移することを、強要される。
さらに異世界の神から絶対に死なないというユニークスキル『不死者』を与えられる。
果たして死にたがりの少年は異世界で生きるという意味を理解し成長できるだろうか?
ちょっとハード目の異世界転移者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 20:11:04
57168文字
会話率:14%