さえない会社勤めをしていた熊 賢盛(けんせい)は、親から商売をしろとしつこく言われ続け不動産屋を歩き回っていた。しかし中々上手く行くはずもなく、紹介された物件は、格安でしかも辺境と呼ばれるところ。
それでも田舎に帰りたくなかった賢盛は、辺境
に向かいそこで喫茶店を開業することを決意する。辺境の地にたどり着いた先で待っていたのは一人の女性、しかも外国の女性だった。
いくつもそびえ立つ城、そして住人。喫茶店のオーナーとして、いつしか彼は歴代の魔王様を嫁候補として、喫茶店を繁盛させることになるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 04:00:00
31097文字
会話率:47%
歴代の魔王様がたは様々な姿かたちであらせられたから、今代の魔王様に平凡な私がくっついて生まれて来ても、誰も驚かなかった。魔王様の左腹に癒着した私は、いつ「邪魔だ」と殺されるか気が気でなかった。けれどいつしか、魔王様の付属品である私は、魔王様
に恋をして――。 ※バッドエンドです! 誰も幸せになりませんごめんなさい。でも後読感は悪くないかと思います。 ※最終的に愛はあるよ! ※ムーンからの移植版、変えているところもありますが読み直す程の変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 18:03:53
6570文字
会話率:24%