日本屈指の音楽専門学校奏楽学園に通う吹奏楽学科1年、トランペット専攻の火鳥無技は学園で1,2を争う演奏力を有していたが、教師や生徒達から「表現力の無い機械みたいな演奏者」と評されていた。
そんな中、1年の終わりに学科長から「CCB学科を
立ち上げる」と言われた。
CCBとは音楽知識・技術力・演奏力の三項目の試験を行い、獲得した点数によってそれぞれ「音楽知識点=攻撃力と防御力」「技術点=速さ」「演奏力=操作」という風に力のパラメーターが振り分けられ、楽器に宿っている霊をブラティーノと呼ばれる人形に憑依させ、具現化させて学園ごとに戦わせるという音楽競技だった。
興味を持った火鳥は「CCB」を行えば自分の無機質演奏が治るかもしれないと編入を決意。CCB学科へと編入した。
だが、そこに集まったのは自分と同じく各学科で「問題児」と呼ばれているメンバー達だった。
作・編曲学科から来た「理解不能な作編曲をする奇才」に、指揮学科から来た「自分の音楽作りを最優先する為に敵だらけの指揮者」。リペア学科から来た「技術漏洩を防ぐため大会に出ない凄腕リペアマン」、ジャズ学科から来た「周りと合わせない上に喧嘩っ早い一匹狼なジャズ奏者」や「アニソンに情熱を注ぐポップス学科の奏者」など、一癖も二癖もある個性的なメンバー達。
そんな我の強い彼らが、互いや他校など、様々な音楽理論や戦いを重ね、自分の音楽を探求していく「音楽」と「バトル」が融合した、「音楽バトル学園コメディ」な作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 18:55:03
213560文字
会話率:71%
戦士、魔術師、その他多くの職の適性がありながら、エリート街道から身を引いた青年イルヤは、日雇いの仕事のさなか偶然にも妖精が取り憑いた奏器《ダウ》を手に入れる。その妖精エーヴィアの口車に乗せられるまま、イルヤは音を駆使してモンスターを陽動する
《バード》と呼ばれる職業の最高位ランク〝希望の鳥《ウィッシュバード》″を目指すことになるのだが――1人と1匹が織り成すゆるふわ異世界音楽奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 00:03:45
22365文字
会話率:48%
昨日見た夢の話を歌にしてみました。
ちなみに、作詞は今回が初めて+音楽理論を1ミリも知らない素人が作りましたのでそこはご了承を……。(サビがどこか解らん……)
よろしくお願いします。
最終更新:2014-10-13 07:56:47
661文字
会話率:3%
田中葵が働いているカラオケ店には、普段、滅多に使われない部屋がある。ある夜、その部屋にまつわる怪談話を同僚に聞かされた。そのことがきっかけになって、更衣室からとあるメモを見つけることになる。メモには池田真一と名前だけが書かれていた。その日
から葵の日常は少しづつ歯車を狂わせてゆく。池田真一とは一体誰なのか。どうして誰も知らないのか。彼女は何に巻き込まれてしまっているのか――。不協和音が交差する謎解きサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 19:19:05
138330文字
会話率:35%
調は白兵になった。操は原野に消えた――音に触れ、歌を味わう人々の中に、唐突に生み出された歌うことのない旧人類の兄妹。やがて妹は都市から投げ出され、追い縋る兄は旧時代の機械を討つべく原野に降り立つ。楽理奏でる州都から、すべての孤立せし&quo
t;雪火野"へ。生誕の場所、血のルーツ――自らの原点たるその地で、かつての少年は銃剣を手にする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 00:00:00
199156文字
会話率:47%