「もしもーし、死んでいますかぁ?」
こんな第一声など三流以下の詩人でも使わないだろう。
つまり、それ以下の状況なのかもしれない。
森の中で記憶喪失。それが今、俺が置かれている状況だった。
視界に広がる三方の景色は木、木、木。そし
て、その第一声から一転して目の前で震える少女。いったいココは何処で、どんな森なのかもわからない。手元にあるのは剣、ペンダント、硬貨の入った小さな袋、そして着ているボロの衣服。森を歩くにしてももう少しまっしなモノを持ち歩くべきだと思うのだがその理由すらわからない。
……どうしてこうなってしまったのか。
何がどうなっているのかもわからない。そう、今の俺は……
『空』
過去の記憶も戻る場所も自分が誰だったのかもわからない。
戻れる後ろはなく、ただ前に進むしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 22:45:25
276999文字
会話率:43%
少年が読んでいる本に書いてある内容の話し
よくあるチートヒャッハァ!的な奴じゃないので注意が必要。人も死にます。最初はサバイバルです。
最終更新:2019-07-06 19:00:00
3193文字
会話率:6%
死んだ主人公が異世界に行ってチート能力で無双して奴隷の女の子助けて好かれて冒険者になって日々を過ごすお話です。
最終更新:2016-06-09 21:43:00
1255文字
会話率:0%