白内障を患って、気分が落ち込む日々を過ごしていたが、思いもかけない光景に出会い、人生案外捨てたものじゃないと、気付かされたことを多少の想像(妄想?)を入れて表現しました。
最終更新:2021-12-16 16:30:09
876文字
会話率:0%
剣士志望、剣道一直線少女、国東友加(くにさきゆか)。父は公安、母は桜田門、兄2人は京都府警というまるで隠密一家のようなメンバー構成の家に生まれ育った。ちなみに父と母の結婚は、立場的にマズイコンビネーションなので、子ども3人を国東籍に入れる時
だけ結婚届、出生届、離婚届と続けさまに出してクリアした。気の毒。結婚式はおろか同居だってしていないのに、なぜ夫婦なのか誰にもわからない。真実の愛なのかもしれない。友加と兄ふたりを育ててくれたのは、両親ではなく京都のでかい木造家屋に住む国東の祖父母である。
コロナ禍の真っただ中で迎えた高校3年の夏休み、鞍馬の山裾にある道場で朝稽古に励んでいた時、突然光に包まれ、現在の東京都文京区、根津神社付近に飛ばされてしまう。そこで襲撃されている女性を助け、お家騒動に巻き込まれていく。助っ人は、桜田門の検死医、森田幾絵、そして、上の兄の部下、捜査四課の古谷虎蔵。
3人は無事に事件を解決して帰還できるだろうか。がんばれ。
時代劇仕立ての推理っぽい、ギャグの入ったお話です。作者の合いの手がうるさいかもしれません。主人公が現実感のないままに環境に適応していく様を描いたつもりです。ギャグメンタルがないとやっていけない異常状態なのです。
江戸の人口およそ80万人、男女比1対2。車も電柱もない時代の東京に行ってみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 22:40:36
100128文字
会話率:49%
三遊亭円朝。寄席で落語を語る日々だが、ひとたび江戸に難事件が起きれば剣をその手に闇を斬る。全22話。根津神社には化け物が出るという。剣豪を自称する黒田藩士の正之進は、居酒屋に勤めるお弓を警護する約束を交わすが、さっそく根津神社の森に化け物が
現れた。かたき討ちのために江戸にやって来た正之進は、辻斬りと勝負に及ぶ。化け物退治と、辻斬りと、かたき討ちに、落語家・三遊亭円朝は何を語り、何を斬る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 17:10:23
1312文字
会話率:11%
楽しみにしていたお祭り。
些細なことでケンカしたカップル。
仲直りすることはできるのか…?
最終更新:2018-08-03 05:13:59
2743文字
会話率:38%