むっつり堅物系男子、桃川不動。彼は桃川流剣術の奥義【秘剣・煩悩断ち】を修得するべく、剣の修行に邁進していた。その奥義はあらゆるものを断ち切るという。己の煩悩を全て断ち切ったその先に、求めてやまない美しき剣があるはずだと不動は煩悩を否定する。
だが彼の前に一人の少女が現れて告げる。【煩悩断ち】を修得するためには煩悩を知る必要がある、と。彼女は不動に煩悩を理解させるべく、その身体を使って誘惑していく。果たして不動はその誘惑に耐えきって【煩悩断ち】を修得できるのだろうか――。
フォルダの整理をしていると昔書いた小説が出てきて、久しぶりに読んでみたら「面白いやんけ!」となったので、再構成しながら投稿していきます。毎日投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 19:00:00
72181文字
会話率:32%
誰もが心にダンジョンを持つ世界。
男子高校生、アマノ=イツキだけが、『心層』にダンジョンを持たなかった。
1人だけが、世界の理から外れていた。
特異体質のハンデに関わらず、イツキは高校の『ダンジョン科』に進学した。
異物で
有るイツキは、周囲に馴染めず、クラスで孤立した。
それでも構わない。
自分には目的が有るから。
イツキはそう考えながら、高校での日々を過ごしていた。
だが、ダンジョン実習の教師であるアンコを助けた日から、彼の青春に変化が生じるようになった。
そして、銀の角を持つ少女、ユニコとの出会いによって、イツキの人生に転機が訪れるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 01:00:00
141338文字
会話率:53%