「残念! そしておめでとう。君は私の暇潰しのために、転生してもらったよ。君という存在はあの場所、あの世界から完全に消え失せた」
突然現れた、誰かも分からない影の人が、僕にそう言った。
ほとんどの人が消えた世界に転生した僕は、完全なままの本と
魔法のペンを手に、異世界を旅する。
いや、きっとこれは旅ではなく……終わりのない漂流だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 22:56:22
566文字
会話率:0%
ロシアに住む主人公”フルール・ルパラディ”は今年から高校一年生になる。
必然か、家の近くに不思議な学園が設立され、そこに通うことになった。
しかしそこで待っていたのは、輝かしい未来ではなく過去だった…?
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ーー私は、こんな力が欲しかったんじゃないっ…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 02:34:19
35279文字
会話率:55%
異世界中の本が集まる、とある世界。本にまみれた駅の中、彼らはそれぞれの軌跡を描いている。
例えばーーエプロン姿の少女は小麦色の猫を抱きながら、逃げる本を追いかけた。
例えばーー鏡の中に囚われた巫女は必死に助けを求めていると、言葉のない
少女と出くわした。
例えばー仕事帰りの男性は骨の犬から逃げながら、迷いこんだこの世界にうんざりした。
例えばーー酔いどれスライムはぐうだらな隣人を働かせようとして、ひろったレシピを提示した。
例えばーーインフレーションヒーローは老練の刀を握りしめて、赤色の竜との交戦を決意した。
異世界と異世界は図書館で交わって、混沌の気配がやってくる。ほのぼの重視、ちょっぴりアクション。本と魔法のファンタジー。
(ただいま更新停止中です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 22:00:00
15129文字
会話率:34%