僕は同じ身の上の『兄弟』たちといっしょに、裏通りの奥、狭く薄暗いその場所で身を寄せ合って生きていた。
特に困りはしなかった。だって、僕にはふしぎな<声>があったから――
路地裏に住む異能もちの『僕』と、さえない喫茶店の店主の出会い。
互いに言葉は一方通行ながら、通じたぬくもりは本物と思ってしまったそのとき、二人に転機が訪れる。
どこかの小さな街角で、ひとりとひとりが出会い……
やがてちょっとふしぎなお店ができるまでの、短い物語。
『ミーコちゃんシリーズ』の作者が『猫の日』記念に贈る、ハートフルなお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 22:00:00
2005文字
会話率:8%
父親の趣向でいつもお付き合いさせられて居る息子の独り言と行動。
親子のやりとり、子供はやり放題。
最後はほのぼの終わる話だが、、
最終更新:2017-12-31 10:20:49
4760文字
会話率:0%
才能のないサッカー少年だった真司は高校入学と同時にサッカーを諦め、空虚な日々を送りはじめようとしていた。そこへ姉の友人であり先輩でもある文芸部員の立花がやってきて、彼を勧誘する。身代わりに、と隣の席の文学少女を紹介した真司だったが……。スポ
魂ではない、スポーツ少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-25 17:05:55
51507文字
会話率:50%