僕は同じ身の上の『兄弟』たちといっしょに、裏通りの奥、狭く薄暗いその場所で身を寄せ合って生きていた。
特に困りはしなかった。だって、僕にはふしぎな<声>があったから――
路地裏に住む異能もちの『僕』と、さえない喫茶店の店主の出会い。
互いに言葉は一方通行ながら、通じたぬくもりは本物と思ってしまったそのとき、二人に転機が訪れる。
どこかの小さな街角で、ひとりとひとりが出会い……
やがてちょっとふしぎなお店ができるまでの、短い物語。
『ミーコちゃんシリーズ』の作者が『猫の日』記念に贈る、ハートフルなお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 22:00:00
2005文字
会話率:8%
「この書き出し、締めいかがですか その弐」で出たお題【 お腹がすいたので、いただいていいですか? 】で書いた会話文オンリーな話。ヤンデレで人の話を聞かない男+ツンデレなお嬢さん? 描き手の技量の所為でラストが透けて見える。でも解剖とか血の
色とか苦手な人はブラバ推奨。残酷タグは一応の保険。俺も苦手なんで、気が済んだら消す予定。女の子のセリフ句読点無いのは、テンパり具合を出そうとワザとやった。読み難くて反省。
「この書き出し、締めいかがですか その弐」より【 「お前のこの立派な耳はなんのために付いてんですかね!?」 】でちょっとだけ続きをミリ単位で書き足した(12/17)。
「じれったいお題ったー」より「『ずるいひと』『しゃべらないで』『もう、待てない』」でその後の話を猫視点で追加。変態猫をノリノリで書いたとか内緒で頼む。(12/19)。
「てきとうテーマったー」より『傷』でお魚視点で続き投下。デレってどこに落ちてンの……(12/25)。
「物書きさん、お題です」より「『ストーカー』と【切ない】」(変態にゃんこ)、「てきとうテーマったー」より『水』(ツンデレなお魚)で書いた(12/26)。
「物書きさん、お題です」より「『ストーカー』と【のんびり】」、「『ストーカー』と【過去】」(変態にゃんこ)で書いた(12/28)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-14 23:03:04
3699文字
会話率:27%