妖が存在する世界。
祓い屋の一族の『忌み子』として生を受けた名無し子はある日この世界が乙女ゲーム【弱小一族の下剋上記】の世界だというわけのわからない情報が頭に流れてきた。そしてそのゲームの内容を知っていく中で、自分が脇役悪役キャラの立ち位置
におり、ヒロインや攻略対象キャラの行く道を邪魔して最終的に殺されて死ぬ運命という自分の残酷な末路を知ってしまう。生まれたときから誰にも愛されず、認められず、いらない存在として扱われてきた彼は非残な最期を遂げないために運命に抗うことを決意する。そこで新たな道を進むことを選び本来の自分の役割をねじ曲げていく。だが、その一端で本来ゲームでは死亡設定にされていたゲームの大きな鍵となる『謎の祓い屋当主の死』を防いでしまい!!?そこから謎の祓い屋当主に気に入られてしまい、慣れぬ好意に戸惑っているうちにいつの間にかその祓い屋当主の『花嫁』にまでされてしまう羽目に!!?
これは誰にも視てもらえなかった元・脇役悪役キャラが前に進んだことで始まる、【最強の謎当主】との和風BLラブコメファンタジー!!!
「ちょっと待て!!俺は『男』だぞ!!??!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 01:16:13
622文字
会話率:29%
◆41年前、突如として特殊な力を持つ者が現れた
その力を使う者達は爆発的に増加し、20年前には世界の人口の5分の3がその特殊な力を持つ者となっていった、特殊な力は魔法などと呼ばれた。
しかし、それと同時にその力を恐れ、妬み、忌み嫌うもの達が
出始め、力を持つものを「異端者」と呼び迫害や虐殺などを行う事などが起きた。
そして、ついに10年前「異端者」と呼ばれ続けた事により反感を募らせていた一部の能力者の不満が爆発し、迫害をしていた国の王都が攻め落とされる事件があった。それが引き金となり能力者と無能力者の間に大きな溝ができてしまい、世界は混乱の時代を迎える事になった。
◇リーゼルはルディアスというアミルダ国の町に暮らしていたが、能力者の集団に町を壊滅状態にされ、逃げて力尽きた所をセレスに拾われるーー
セレスの家・シャーレン家は、アミルタの王都で最強と言われる6刻印のうちの一つであり、そこの時期当主リーゼとして育てられる。シャーレン家の最強の由縁は話術であり6大刻印の中で唯一、非戦闘能力が卓越している家であるため、学校にいた他の6大刻印の者達から侮蔑を受けることになってしまう。しかしリーゼルは知っている。シャーレン家の真の由縁は話術ではなく、圧倒的な力の大きさであると。その後、彼はある出来事をきっかけにある真相の一旦を見てしまい、彼は歴代最高の最強当主を目指す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 22:36:46
16284文字
会話率:49%