あらゆる危険を察知する少女、誡。
しかし危険を回避できる能力を持ちながら、誡は危険な世界に足を突っ込みがちである。それは、能力の代償に感情が希薄なためでもあった。
二丁の拳銃を振り回す彼女の表情筋は、だいぶ死んでいる。
ある日、親友の少女が
突然の自殺を遂げる。友人である更科奏繁と共にその自殺の理由を探すことに。
だが二人の行く先々に、親友の遺した災厄の姿があった。
※思い付くいろんな手法を試す実験小説的な側面があります。
※魔法・魔術等の独自解釈あり。流血表現にご注意。
〈時系列章順〉
第五章→第二章→プロローグ→第一章→第三章→第四章→第六章→エピローグ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 23:04:25
353069文字
会話率:34%