同じ伯爵家のアリスティアとシフィル。二人は婚約関係にある。
シフィルのことが大好きでいつもくっついていてシフィルもそれを受け入れていたが、10歳の時アリスティアはシフィルに「・・・ごめん。もう付き纏わないでくれ・・・我慢の限界なんだ」と拒絶
されてしまう。
しかしシフィルには何か事情があるようで・・・・
これは、自分の言いたいことはハッキリ言う気の強いお嬢様アリスティアと不器用だけど実はアリスティアが好きすぎるシフィルのじれじれ恋愛模様。
またの名を、シフィルがアリスティアのことを食べたくてしょうがない物語、ともいう。
この物語は、まあ、題名通りの物語です。アリは、あの昆虫のアリです。
※昆虫が出てきます。昆虫族という形ですが、苦手な方はお気をつけください。
※ほんのりR表現があります。本当に微々たるものですが、念のためR15タグを付けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 00:41:48
2320文字
会話率:30%
強力な力を持つ水魔<昴醒>は、女と見まがうほどの美貌の持ち主だった。彼を狙うは、か弱きニンゲン<月亮>。山の魔に妹を捉えられたニンゲンは「美しき水魔の女を連れてこい」と触れ回っていたのだ。
獣族の王となるべき<雷雨>と昆虫族である<緑黄>。
彼らはまさしく「美しき水魔の少女<詢>」を探す旅の途中であった。
月亮をあっさりと捕らえた昴醒と雷雨は、山の魔の待つ祠へと向かうのであった。
イラストを手がける時任炯さんのキャラクターを元に、キタガワテイストのファンタジーを書いてみました。炯ワールドを存分にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-15 23:23:01
13827文字
会話率:33%