私の名はイザベラ・ルッカ、16歳。ルッカ公爵の娘で5歳年上の兄と今夜のマスカレード舞踏会に初めて参加をします。私は10歳の頃から、異世界にいるとわかった時から、マスカレード舞踏会に参加することを夢に見ていました。
しかし、楽しい異世界生活で
は困ることもあります。言語です。
なせか、日本語のみがこの世界の言葉に変換されます。日本語は得意ですが、どうしても英語でしか言えないこともあります。もしかして、日本の異世界に転生した初の外国人です。(日本料理は絶対恋しくなりません、肉が大好きい!)私はイサベラになった夢を、イザベラが10歳ごろから見ています(転生ではない、自分が死んでないと信じたいです)。そしてその時からこの世界のマスカレード舞踏会に参加することを夢に見ていました。夢の中の夢です。まさにbig dream!
イサベラ・ルッカ公爵令嬢には2歳年上の婚約者がいます。公爵令嬢ですから婚約者はもちろん王族です。第2王子のリカード・デ・ヴェルディ、金髪の碧眼のイケメンで、ザ・王子様のような人です。イザベルになった時にはすでに婚約者でした。その内異世界物語のお決まりごとの婚約破棄をされるでしょう。もし処刑されたらこの夢が終わりですが、また違う夢をみると思うので、あまり深く考えてない (転生ではない、自分は死んでいないと信じているから)。悪役令嬢になるのも楽しそうです。
マスカレード舞踏会の後に毎日の異世界生活は一変します。英語がわかる謎の紳士は誰でしょう。王子、それは浮気ではないですか、やはり婚約破棄?そしていちごの罪は何でしたの、マルコお兄さん、教えてください。私の素敵な夢はどうなるでしょう。悪夢に変わるかしら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 18:05:13
10043文字
会話率:34%
(あらすじ)
列車でたどり着いた屋敷で小林ロズは使用人フランチェスカに出会い、家庭教師の依頼主である少女とも対面する。しかし少女、ワイマール・ワイマは出会うなり、「きみは列車事故で死んで異世界にきた」と口走った。なお、ロズの脳裏にも事故の記
憶が朧げに残っていた。だが異世界に来たという事実をロズは認めない。するとワイマは一冊の書をロズに投げた。少年はおもむろにページをめくるがそこに並ぶのは日本語のみだ。しかしワイマは、「異世界の言語は望んだ通りに見えるのだ」と述べる。その後、突如、書が紫煙に包まれ見慣れぬ小娘が出現。これにはロズもここが異世界だと認めざるを得なくなった。動揺する彼に幼女、グリモワルスは「一緒に新聞を作りましょう」と補足した。どうやら屋敷では新聞制作で報酬を得て暮らしているようなのだ。これは新聞制作や取材活動をしながら『お屋敷』で暮らす校正たちの世にも奇妙な日常の物語...!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 22:35:15
118847文字
会話率:34%
ただの知ったかぶりの学問的な話。
最終更新:2020-01-23 00:43:33
358文字
会話率:0%