いつも仕事でへとへとな私、清家杏(せいけあん)には、とっておきの楽しみがある。それは週に一度、料理代行サービスを利用して、大好きなあっさり和食ごはんを食べること。疲弊した体を引きずって自宅に帰ると、そこにはいつもお世話になっている女性スタッ
フではなく、無愛想で見目麗しい青年、郡司祥生(ぐんじしょう)がいて……。
仕事をがんばる主人公が、おいしい手料理を食べて癒されたり元気をもらったりするお話。
郡司が飼う真っ白なもふもふ犬(ビションフリーゼ)も登場します!
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 13:10:55
69481文字
会話率:39%
高校二年生の桐生桜は、両親の仕事の関係で一人暮らしをすることになった。
けれど、家事などをしたことがない桜は自分の服の洗濯や掃除は何とかやることが出来たが、どうしても料理だけは成功することがなかった。
料理が出来ない中、約一週間コンビニの弁
当生活を過ごした。
一本の電話がかかってきた。その相手は母からだった。
桜の母親は桜が普段家事をしないことや特に料理が出来ないことを知っていたため、友人に料理専門の家政婦をしている人に料理代行を頼んだことを知らされる。
家政婦である人と対面したとき、見覚えのある顔に驚愕する。
同じクラスの若槻君が家政婦として派遣されてきた。
愛想やスタイルは良いけれど家事全般(特に料理)が出来ない今どき女子高校生。学校では地味でガリ勉なロン毛男子だけれど、長い髪の毛をまとめて見ればなんとイケメンに!仕事となると手加減なしの出来立ての料理が食卓に彩りを奏でる。
こんな二人のホクホクな食卓から始まる家政夫な男子高校生と料理が特に苦手な女子高校生のちょっと複雑な生活がスタートする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 15:06:03
504文字
会話率:10%