通勤電車でパワポをいじっていたら――気づけば異世界の祭壇の上に立っていた。
王女「あなたこそ、魔王を倒す勇者!」
如月「……トイレ、どこですか?」
文明が崩壊した世界で、最初に必要なのは剣でも魔法でもなかった。
必要なのは、清潔・温水・自
動洗浄機能――
そう、ウォシュレットだ。
紙もない、風呂も混浴、湯は数ヶ月取り替えず、葉っぱで拭く文化!?
令和の常識が、一つずつ打ち砕かれていく――!
これは、文明の利器を取り戻すために立ち上がった男の物語。
世界を救う気はない。ただ、俺のケツの尊厳は譲れない。
異世界最初の戦いは、トイレだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
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会話率:61%