かつての超大国、プレセンティナ帝国の第二皇女イゾルテの元には、時々どこかの神様からの贈り物(現代製品)が届く。
「ここを動かすとシュコシュコ言うけど、何の意味があるんだろう……?」(ポンプ式水鉄砲)
「なんだこの奇妙な容器は……。ヤカン?
それともランプかな?」(アランビック蒸留器)
だがそれは秘密である。彼女の祖国は隣のドルク帝国の攻撃に晒され続けており、その上国内では後継者問題を抱えているのだ。
だが彼女は国を守るため、その贈り物を使い、あるいは分析し、たまに勘違いしたまま再現して、自ら兵を率いて戦いへと乗り出していく。
贈り物(現代製品)の力やそのアイデアを用いつつも、一方で独自の兵器、戦術、戦略も駆使します。異世界ではありますが、ギリシャ神話や古代ローマを中心とする歴史ネタを下敷きにしています。
※舞台は地中海っぽい世界です。登場人物は全員その世界で生まれ育った人たちです。神様は武器をくれません。楽○とかアマ○ンとかで買えるようなものしかくれません。そして注文を出すことも出来ません。神様語も読めませんし、その他意思の疎通は全くできません。
※第1章は導入で、戦争は第2章から始まります。よろしければ第2章までお付き合いください。
※先頭から順次改訂中のため、途中で若干体裁が変わります。
サブタイトルに数字が付いているものが改定済みのものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 00:00:00
2528513文字
会話率:55%
婚約破棄で悪夢のような話を書いてみました。
アリッサは転生ヒロインだった。悪役令嬢達からの嫌がらせや苛めを受け、耐えながらも苦労して「婚約破棄イベント」までこぎ着けたが、そこから悪夢がはじまってしまった。
なんちゃって貴族階級のお話です
。実際にはありえない事だったりつじつまが合わない事もあるとは思いますが、すみません作者の力不足です…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 02:08:39
7274文字
会話率:33%
傭兵であるアベルは、リューベクの町で休暇を過ごしていた。
ある夜、アベルは安居酒屋ニドヘッグで商人の男と出会う。
その男は数日前に竜を見たと話す。
そして男はアベルを唆(そそのか)す。
竜を殺して鱗を奪い、それを諸侯や司教に献上すれば騎士に
なれると。
アベルは男の話を疑うのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 17:32:33
7490文字
会話率:49%