ドラゴンの血肉を食べると不老不死になると信じられ、それを実行した初代国王ジェイムス・ロッテンガルン。
千年前に建国されたこの国の王族は、確かに他者を寄せつけぬ強靭な肉体と精神を手に入れたが、竜の呪いにより不老不死になるどころか短命にな
ってしまった。
噂では魔獣の血を飲まないと気が狂ってしまうだとか、瘴気を吸わないと体が溶けてしまうだとか、ドラゴンの血の呪いから、負の渓谷と呼ばれる魔の森の深淵から出ることは叶わないとか。
そんな国を守る魔女オリヴィアのもとで生まれた双子の姉弟サリアとリアム。魔女の目論見は佳境を迎え、次第に狂っていく世界の中で、サリアとリアムは生き残れるのか。
この作品は拷問シーンや、性的虐待、流血シーンが多々あります。血や暴力に弱い方はご自衛を願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 09:38:00
50256文字
会話率:35%
どうにかして事態を収拾しようとしたが、結局同僚の騎士も王太子の婚約者も救えず、可愛い妹にも犠牲を強いることになってしまった。
そんな騎士団長令息の嘆き。
「旦那様は私を殺したいほど憎んでいる」のヒロイン兄の物語です。
*拷問や流血シーンがあ
ります。
書きたいシーンを終えましたので、感想欄を開けさせていただきます。
完結まではもうしばらくお付き合い願えれば嬉しいです。
アルファポリスさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 21:24:35
57399文字
会話率:42%