その女は、カレーライス作りにだけは自信があった。
友人知人、会社の同僚に、その手作りカレーをふるまってはひどく喜ばれ、褒められてきたのだ。
だから年下の彼と付き合い始めた時も、初めて彼を家に呼んだ際には当然カレーを作ってごちそうし
た。--しかし。彼は微妙な顔をしてカレーを残してしまったのである。
彼女はショックを受けた。人にカレーを残されたのは初めてだった。
「次こそ絶対にカレーをおいしいと言わせてみせる」彼女は彼にカレーを改良してふるまい続けるようになる。彼女の苦闘が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 10:17:48
9669文字
会話率:34%
僕は、5つ上で社会人のたかにぃと付き合っている。
あの雨の日、僕のファーストキスを奪った人。
僕はたかにぃのことが好き…大好き。
これは、少年の僕と大人の男の人のラブ物語。
最終更新:2022-07-28 17:52:47
1777文字
会話率:59%
柴野いずみさま『スパイス祭り企画』参加作品です。
最終更新:2022-07-06 09:34:49
318文字
会話率:0%