13歳のたつきは母亡き後、伯母の美よしを尋ねて江戸へ行く。
美よしは遊郭「水浪屋」の女将。たつきは水浪屋で若い衆として働くことになった。
水浪屋では、たつきと歳が近い若い衆の伊織、番頭新造のおたね、御職の三千歳と出会い、たつきは人の様々な境
遇に触れていく。
水浪屋の奥には「暁の間」と呼ばれる客間があり、そこは長い間開かずの間であった。決して入ってはいけないといわれていたにも関わらず、ある日たつきはそこに入ってしまう。
そして何年もの間、遊郭に隠されていた秘密に触れてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:02:50
9303文字
会話率:47%
純(じゅん)愛(まな)心(こころ)叶(かなえ)の4人の悲愛を含めた恋愛物です。
元々声劇用の台本なので、小説というよりは戯曲的。
最終更新:2018-01-28 11:35:27
49547文字
会話率:72%
霜月夜恵。父の借金が原因で家庭は崩壊寸前。以来、他人との関わりを必要最低限に抑えて生きている。現在、大学生。心許せる数少ない独り暮らしの友達宅に度々居候している。
台詞だけで紡ぎ出される戯曲的物語。
最終更新:2013-05-08 20:52:32
4955文字
会話率:100%