貴族の長男として不自由なく育ったラルクは、七歳の魔力測定の際、魔力を一切持たない『無魔』の烙印を押されてしまう。
さらには災いをもたらす元凶とされ、辺境の地へ追いやられることになってしまった。
貴族から一気に平民まで身分を落とされた
ラルクは、それでも心機一転新しい地で生きて行くことを決意する。
だがラルクは精霊たちからとても愛されていた。
辺境の地でそのことを知り、ラルクは努力して精霊を使役する加護魔術師として成長していく。
そして精霊と契約を結ぶ度に、瞳や髪の色が黒く変化していくラルクには、一部の人しか知らない転生者という秘密があった。
※冒頭、転生要素はあまり濃くありません(第二章から)。
※トラックに轢かれて気がついたら俺は、的な展開ではありません。
※憑依系転生ではありません。
※7/14 『カクヨム』にも投稿させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 15:52:28
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会話率:36%