どこにでもいるような…強いて言えば"元"厨二病の高校生、桜川 晃樹(さくらがわ こうき)。
彼がいつものように学校から帰宅していると、突如、足元に光り輝く魔法陣のようなものが出現する。
彼は、意識を落とし、次に目に
飛び込んできたのは、いつもと違う光景だった。
そこは、地球では無く、異世界アルムヘイトだった。
彼は、勇者として召喚されたのだが、勇者としての適正がなく…。
さらに、すぐに魔王軍の幹部、バラードに襲われる。
当然、勇者の力が無い晃樹は、戦えず、王国軍では歯が立たない。
そうして、殺されそうになった瞬間に、懐かしい声がしたと思えば、白い空間にいた。そこには、懐かしい、そして寿命で死んだはずの大切な存在…
ーー爺ちゃんがいた。
爺ちゃんは、語った。
彼の…桜川 晃樹の生い立ちを。力の真実を。
そうして、得た力で見事バラードを倒す。
こうして、彼は英雄になる道を歩み始めた。
英雄になっていくにつれて知ってゆく。この世界の真実を。そして、真の敵は何なのかを…。
※テンプレ(お約束)嫌いの方にとっては、嫌な気分にさせてしまうかもしれません…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-30 20:34:58
27835文字
会話率:38%