【影が語る。あなたこそ、失われた家系の“本物”だ──】
バス事故で命を落としかけた高校生・秋月朔夜。
だがその背中に浮かんだのは、国家魔法の最高機密“御紋”だった。
「私は、あなたの影です」
名乗ったのは、黒髪の大学生・白兎いろは。
彼
女は秋月に仕えていた“影法師”──すでに粛清されたはずの御紋家・秋月の従者だった。
見知らぬ国家機関。消された血統。戻らない家族。
世界の裏側に触れた朔夜は、否応なく魔法社会の運命に巻き込まれていく。
「選ばれたんじゃない。俺が──選ぶんだ」
◆御紋の力、国家の陰謀、神律との契約。
消された一族の“再起動”が、世界の運命を揺るがす──!
▼現在序章連載開始!
▼次章から魔法学園編に突入予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 07:10:00
16090文字
会話率:18%