王侯貴族客限定の高級娼館で働く、まだ年若き男娼。勤務帰りにさすらう夜ふけの街で、彼は死神を名乗る男と出会い、あらがえぬロマンスを経験する。――眠れぬ夜を越えていく、ひとすじの涙と、暗くて秘かなおとぎ話。
最終更新:2024-02-22 20:02:06
2654文字
会話率:20%
孤児のアストは今夜も一人で境界の見張りをしていた。
すると見知らぬ少女がやって来るが、二人にはある共通した秘密があってーー
童話「灰色の空に祈るとき」のアナザーストーリーです。
こちらの作品はハッピーエンド寄りですのでご安心ください。
X I さま主催「XIの短編企画(1)」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 22:00:20
12913文字
会話率:29%
八月上旬、千穂(ちほ)は生まれ故郷である鳥取県へ四年振りに帰郷していた。
かつての恋人、真矢(しんや)が交通事故で帰らぬ人となったからだ。
少しづつ変わっていく人々や街の景観に寂しさを感じながらも、彼と過ごした楽しい日々に思いを馳せる千
穂。
そしていわくつきの抜け道で思いがけない人物と再会する。
このお話はいでっち51号さま主催企画『ご当地になろうフェス なろう恋フェス』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 20:11:26
5532文字
会話率:48%
「私」ゾーヤが経営する店がある朝出勤したら荒らされ、商品や宝石が盗まれていた。すぐさま警察に連絡し、捜査官が来たが、犯人の目星はついていた。姉のソフィヤだった。長女で婿を取って娘を儲けている姉は今では娘を放っておいてだらだらしている女だった
。母と共に姉の部屋に乗り込んだゾーヤと、その姉との関係の裏にあるものは。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 17:12:56
6557文字
会話率:40%