俺はとある田舎村に住んでいる普通の村人、ラークだ。
今日は夜の門番の仕事を任されたので、こうやって槍を持ちながら門の近くを往復している。交代の者が来るまで、大してすることもない楽な仕事だ。
だが、今晩の仕事は簡単には終わらなかった。あ
る時、突然声が聞こえてきて、影がひとりでに動き出したのだ!
『なあ、この仕事はつまらないだろう、とっとと止めて、家に帰ろうぜ』
まさか、南の洞窟に住む、人を闇堕ちさせるという影の魔物、そいつが俺に取り憑いたというのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 13:45:07
7853文字
会話率:50%
『大人から世界を護って』
普通の日常を送っていた「私」は些細なことをきっかけにいつもと違う日常に引きずり込まれていく。
謎の女、五夜の《守護者》達、オトナという黒い影の魔物。正体やいかに。
夜の街、繁華街、玄関口…とある都市を舞台に子
どもと大人のむき出しの感情がぶつかり合い、魔物を生む。
大人と子どもの狭間、まだ子どもでいたい大人達はもがき、闘う。
"大人"になるとはどういうことなのか、
どうやったらなれるのか、
なれたとしても果たしてそれは良いことなのか。
大人になれない「私」達は何者なのか。
『オトナと闘え』
「私」達が自らの存在に気づいた時、常闇を抜ける。
ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 10:17:04
4694文字
会話率:23%
それは魔法が当たり前……ではない世界。
まだ人間は大陸全てを踏破したわけでもなく、多くの謎に包まれているこの大陸で人々は東西に分かれた二つの国にそれぞれ集まり、また互いにいがみ合っていた。
始まりは東の国の首都から。東の国生まれの兄妹が
家のため国のため己のため普通に頑張る…はずだったのだが。
学園を卒業した妹のヴィクトリアは軍に志願し兵士になるため、城の門を叩く。
無事兵士として迎え入れられ、初の任務として首都で噂される魔物についての調査を頼まれた彼女は上司と共に街に潜む’影の魔物’を追っていく。
しかしこの噂の調査が、後に東西を巻き込む事になるとはヴィクトリアは思ってもみなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 06:57:13
139534文字
会話率:66%
黒いヘルメット
黒いライダースーツ
黒いバイク。
すべてが黒で包まれた
漆黒のライダー。
一方。
影の魔物たちが、夜の街で暴れ始めた。
漆黒のライダーと魔物たちの関係とは…。
最終更新:2011-05-30 13:18:31
254文字
会話率:0%