マスク社会。息苦しいから当初は嫌いだったんだけど、マスク社会の良さも振り返っている自分がいる。
最終更新:2023-02-19 15:14:48
1363文字
会話率:16%
調合師として中規模ギルドを支え続けていたライアは、自分より後輩の現ギルド長から戦力外通告を受けて追い出されてしまう。
これまで作り続けてきた消耗品や武器も全て没収され、残るは少ないお金と自分の装備のみ。当初は絶望に打ちひしがれたが、彼に
はギルド時代に磨き続けてきた調合技術があった。ライアは魔物の素材からいくつも新たな武器を作り、果ては戦略級の兵器まで作り出す。ライアの腕は追い出された時点で調合師の域を超えていて、魔装職人とでも呼べるものだったのだ!
ライアを追い出したギルドが装備の質に悩まされて失調していく一方、彼はダンジョンで出会った犬人族の少女らと共に成り上がっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 21:01:21
157903文字
会話率:46%
俺は思った。
他人の不幸ってこんなに胸が躍るんだ! と。
それからは、他人の不幸が蜜の味となり、最初は見るだけで満足だった。
しかし、いつしか自分で不幸な人を作ってみたい欲望にかられ、遂に実行に移してしまう。
若い女冒険者だった。
俺は、
隠密道と呼ばれる特殊な訓練をしているから、陰に隠れるのが得意だ。
更に、変化の術という自分以外の者になれる術もあって、例え見つかってもばれない。
悪魔に甘美な囁きをされたかのような気分だ。
俺はその囁きにそそのかされ、その冒険者にいたずらをしてしまった。
その女冒険者は泣き叫び、しまいには泡吹いて失禁しながら気絶。
どうやら、俺は女性が泣き叫ぶさまを見るのがとても快感に思う事がわかった。
そこからはもう、狂ったように女冒険者だけにいたずらするようになったね。
――だが、そんな日々は突如として奪われる。女冒険者にしていた事がばれたのだ。
ばれた俺は、父に全寮制の学校に入れられてしまう。
当初は絶望したが、その学校の事を聞いて、俺は興奮した。
その学校には、頭の中に夢しか詰まってないような、不幸とは無縁な連中の巣窟だったからだ。
そんな奴らを不幸のどん底に陥れることが出来ると思うと、今から楽しみで仕方ない!
……と、何も知らない俺は思っていた。
実際に通ってみると、キラッキラした目でこちらを見てくるピュアな娘達。
どんなことをしても、何をしても、俺を疑おうともせず、キラッキラの目でこちらを見てくるピュアな娘達。
ぐわぁああああああ! そんな目で見るなぁあああああ!
そんなピュア娘達を不幸のどん底に落とそうと邁進する俺だが、ほんの少しだけ残った良心が痛みまくる日々。
――そんな他人の不幸が蜜の味な俺を、ピュアな娘達が浄化していくストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 07:00:00
32101文字
会話率:24%