メルル・S・ヴェルロード。彼女について問えば、ある者は“聖女”だと答え、ある者は“悪魔”だと答える。
後の世に聖少女と称えられ、数多くの伝説を残すメルルであるが、その伝説の裏側には黒い噂が絶えなかった。
曰く、彼女は幼い頃から小動物の虐待を
繰り返し悦に浸る残虐性を秘めていた。また、魔物を先導し領民を苦めた上でそれを利用し、自作自演を以て伝説をでっち上げ、カリスマを高めるといった狡猾さまで兼ね備えていたというのだ。
聖少女メルル、彼女の本当の姿は聖女か? それとも悪魔か? この物語は、伝説の裏側に隠された真実に迫る物語である。
ーー全然違います。
これは元日本人の記憶を持つ“色々と残念”な主人公が、度重なる勘違いと、数々のトラブルに頭を抱えながら『欲望・チート・暴力』で、幸せになるために奮闘する物語です。
※本作は勘違い要素を含みます。
※主人公と周囲の間で著しい温度差がありますので十分に注意してください。
※この作品はなろう・カクヨム・アルファポリス・ノベルアッププラスの4サイト同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 12:00:23
125759文字
会話率:23%
領主の元に、今日もゆるっとした事件が舞い込む。
領主ノキシスは、立場上存在を消されやすい。
生き残りたい彼は考えた。そうだ、小悪党らしくうさんくさくなろう!
斜め上に努力を発揮した彼は、おっとりとした性格をうさんくささでコーティングした。
執事サミュエルは、少年期にノキシスによって拾われた。
いつまでも子ども扱いする雇用主に、彼は反抗心を抱いていた。
ノキシスに認めてもらうためにも、もっと有能になる!
ある日ノキシスの元へ届いた手紙。
本家からの呼び出しを受けて以来、彼等の日常は変わっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-26 20:00:00
129166文字
会話率:42%
主人公の高橋紀夫は高校二年生でコミュ症だ。自分が大好きな紀夫は一人の女性に恋をする。度重なる勘違いの末、自分がモテていると過信する。ついに告白した紀夫は振られた上にビンタを喰らう。ビンタの事とコミュ症の事をネットの友達、ローズに相談するとア
ルバイトをしてみてはとアドバイスを受ける。
アルバイトの募集を探してみると一昨年一躍有名になった[大文字相談事務所]のアルバイトの募集を見つける。
これはコミュ症に送る作品である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 21:00:00
93868文字
会話率:34%