腹違いの妹に婚約者が出来た。姉である私には出て行って欲しいらしく、父に、
「舞踏会に出るか家を出るか」
と言われる。
……はあ? 何言ってんだこの老いぼれ! クソみてえな言い訳してんじゃねえぞ!
悪たれを吐くも現実は非情である。
私は本が好
きだ。できれば本と引っ越ししたい。
狙うはやはり、貴族だろうな……と舞踏会で結婚相手を探すことに。
※R15は保険です。主人公の口がとても悪いですが、それでもよければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 11:53:27
11689文字
会話率:34%
『死ぬことが、唯一の償いだと思ってました』
幼い時に、母に絞め殺されそうになったトラウマから、首に触れることが怖い少女、刹那。新しい両親と優しい恋人に恵まれ、普通の日々を過ごしていた刹那だったが、ある日、母から『会いたい。謝りたい』という手
紙を貰う。母に会う為、まずは首への恐怖心を克服しようとするが……。幸せになる権利は、平等ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-04 00:00:00
6235文字
会話率:35%