〇大神官プリシラ(♂)が年上従者のパメラと共に戦うファンタジーです。
〇"光"と共に魔王とその配下である魔人たちを退けてから百年。
祈りの国は既に落ち着きを取り戻していたが、魔王が遺したものーー魔物の残党や、かつての
軍事拠点ーーは現在も人々の脅威となっていた。そんな脅威に対し、国は魔力に優れた者たちを派遣することで対処していた。
人々を危険に晒す脅威を、それ以上の脅威となって滅する者。"光"の奇跡を術として再現する彼らは神官と呼ばれている。そして、その中でも特に優れた者たちは大神官という階級を与えられ、神官では対応不能な脅威と戦っていた。
最年少の大神官であるプリシラ(♂)は、今日も従者のパメラと共に命を懸けた戦いに身を投じる。
これはプリシラが大地を救う物語(の第一話)
そして――
「プリシラ、仕事が入ったわよ!」
「着替え中なんですけど!?」
「下着姿だと説得力あるわね。で、死霊の墓場っていう遺跡で神官が消息を絶ったらしいんだけど」
「とても重要な話だとは思いますけど、服を着てからだと不味いですか?」
「スキンシップを重ねたい私としてはとても不味いわ!」
「何で脱ぐんですか!?」
「スキンシップ!」
「あの、スキンシップってそういう意味じゃないと――」
「捕まえた!」
「怒りますよ!?」
「怒った顔もかーわいい!」
こんな感じの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 11:09:31
59338文字
会話率:62%
赤い右目と漆黒の左目を持つ異形の王太子・イグジリス。
誰にも心を許さない彼には、ただ一人、唯一、全てを委ねる相手がいた。
その相手とは、幼い頃から側にいる近衛のシュライト。
これは、主と従者という関係を壊してはならないと知りながら、それで
も互いに心惹かれる、二人の哀れな男の、物語。
※オムニバス形式というか、思いついたシーンを書くスタイルなので、時間軸は前後します。
※なろう、カクヨム、ツギクルで掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 17:49:52
20558文字
会話率:49%
堅物な従者と、おっとり姫君。
幼い頃から近くにいたので、年上従者の方が偉そうな口をきくけれど、実のところ姫君にはめっぽう弱い。
…という関係が大好きです。漫画は描けないので文章にしてみました。
最終更新:2017-10-26 23:38:54
1439文字
会話率:40%
炎に巻かれ死亡した青年。
彼は吸血鬼と呼ばれる固有魔法を持つラズニク侯爵家の嫡男、アーヴィングとして生まれ変わる。
近世欧州とそっくりなこの世界で、物がないながらも、悠々自適な生活を送ろうとするアーヴィング。
だが世界は束の間の平穏が終わ
り、激動の時代へ足を踏み入れようとしていた。
否応なしにその流れへ巻き込まれていくアーヴィングの物語。
現在全編改稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 16:00:00
32755文字
会話率:60%