ごく普通の女子高生「舞花」は、カラオケ店のアルバイトで、ある黒髪の男と出会う。
「笑顔がへた」「目が死んでる」と言いたい放題の男に、舞花の第一印象は最悪。
しかしそんなある日、色の見えない天才画家「秀麗」の個展に行くことになった舞花は、黒髪
の男が秀麗だったという衝撃の事実を知る。
ひょんなことから秀麗のアシスタント兼お世話係になった舞花は悪戦苦闘。
振り回されっぱなしの毎日だったが、次第に彼の心情や価値観、過去を知り惹かれていく。
一方で、秀麗もそんな舞花に感情の変化が起きたようで…?
色を知らない孤独な画家と夢を諦めた少女。山場なんてない、不器用な二人の変わった日常をひたすらに描いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 13:31:07
3022文字
会話率:49%
私、上結(かみゆい)せせらは、この春はれて保育園に勤める事がきまりました。
みんな元気で、いい子ばかりです。
中でもいつも一緒にいる仲良し五人組は、本当に元気。いつでもどこでも勇者ごっこをしていて、楽しそう。
ほら、今も――
最終更新:2018-07-06 21:05:57
3362文字
会話率:33%