星詠みは命を削って星を詠む。
皇帝の権力の下保護された地シューレで暮らす星詠みの少女セラは、皇帝の命に従い命を削る日々に疑問を覚えながら暮らしていた。そんなある日、セラの兄にも命が下る。兄を失いたくない一心で星に願った彼女の前に現れたのは、
流星(メテオ)の少年だった。
流星はセラに微笑み、言った。「では兄に代わり君が村長にこう伝えるんだ――かの星は天の頂に座さず、地に落ちた」と。
その言葉がセラの生活を一変させる。自由のために故郷を捨てたセラは、やがて帝国の中枢にまつわる謀(はかりごと)に巻き込まれていって。
※三章【12】に動物を傷つける描写が含まれます。それに伴い念のため、R15設定をさせていただきました。ご理解の程よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 20:04:24
45330文字
会話率:42%
You can get anything from socks to fairy's scales.
(靴下から妖精の鱗粉まで何でも揃います)
と不思議な看板を提げた雑貨店。ひょんなことからその店で働くことになったお坊ちゃんのエドワードと
掴みどころのない正体不明の店長、そして個性豊かな客達が織り成すちょっと不思議なお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-23 19:50:14
61712文字
会話率:46%
※The copyright of this novel is in Isuzu Riku. Please do not reprint without permission.
マエスティティア大陸に存在する公国のひとつファールンは、突如隣
国ナハト公国に攻め入られた。ファールン公国の少年公子リュディガーは母に手を引かれ祖国から落ち延びる。その先に待つものは救いか、破滅か――。
※こちらに出て来る悪魔は文献等をもとにしてあります。名前をもじっているので出典先をご存知の方には違和感があるかも知れませんが、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 20:00:00
140021文字
会話率:33%